BEAUTY COLUMN
美肌への近道

乾燥肌ニキビの原因と日々のケア方法

2017年 11月 6日

今回は乾燥肌とニキビの関係を中心にお話を進めようと思います。どうしても「オイリー肌」のイメージが定着していますが、乾燥肌も油断禁物です。

とりわけ大人のニキビはしつこくて厄介なことで有名ですよね。ハリと潤いに満ちたモチモチ肌を手にするための、おすすめスキンケア方法ご紹介します。

 

どうしてニキビができてしまうの?

一般的に、ニキビは体から分泌された皮脂や老廃物が毛穴に詰まり発生すると考えられています。わたしたちの体には普段からアクネ菌という常在菌がいるのですが、これが毛穴に詰まって繁殖した結果、ニキビができてしまうワケです。

また、毛穴が詰まってしまう原因は皮脂の過剰分泌です。皮脂は文字通り脂分なので、肌質がオイリー肌であればあるほど、多く分泌されます。オイリー肌がニキビに悩まされやすいというイメージは、恐らくここから定着したものと考えられます。

 

乾燥肌も毛穴が詰まりやすい

乾燥肌の人はオイリー肌と比べて皮脂の分泌量が少なめです。先ほどご紹介したオイリー肌の考え方をそのまま当てはめると、乾燥肌の人にニキビは関係なさそうですよね。

ところが、乾燥肌の人は角質に含まれているはずの天然保湿因子やセラミド等の保湿成分が不足しているため、お肌が乾燥して毛穴が収縮してしまうと言われています。

収縮した毛穴は通常よりも少ない汚れで塞がってしまい、アクネ菌が繁殖しやすい環境の出来上がり。これが、乾燥肌でニキビができてしまうメカニズムです。

☆原因チェックポイント

  • 皮脂や老廃物で毛穴が詰まって発生する
  • 乾燥肌は毛穴が収縮して詰まりやすい
  • アクネ菌の繁殖が根本的な原因

お肌に優しいスキンケアを

お肌の不調を感じたときは、スキンケアにも気を使うことが大切です。ここではダメージ肌に優しい、オススメのスキンケアテクニックをご紹介します。

こんなお悩みを抱えている方。正しいニキビケアを手に入れて、もう悩み続ける日々からは解放されましょう。

 

スキンケアポイント1:洗顔

ニキビでお悩みの方にとって、洗顔はとても気を使う部分です。ニキビ=不衛生のイメージが定着しているせいか、顔全体を殺菌しようとするばかりに「ゴシゴシ」と顔全体をこすってしまう方も多いかと思います。

上記のような洗い方は肌に過度な負担をかけてしまい、あまり良い方法とは言えません。

 皮脂線を意識して洗いましょう

ニキビの発生を防ぐためには、洗顔料を使った毛穴のポイントケアが大切です。とくに汚れやすい皮脂腺を意識した洗顔方法は、ニキビケア【1】にとってとても重要なテクニックです。

☆洗顔時に注意したいポイント

  • 額から鼻の頭にかけての「Tゾーン」
  • 顎から耳元までの「Uゾーン」


フェイスラインでとくに注意したいポイントは、上記のUゾーンとTゾーンの2つです。どちらも毛穴が詰まりやすい部分なので、意識して洗いましょう。

ちなみに、ゴシゴシと強く擦ると肌の負担となります。洗う時は指の腹で軽く押すようにして、フェイスラインをなぞってあげるのがポイントです。

 

スキンケアポイント2:保湿ケア

繰り返しになりますが、肌の乾燥は毛穴の収縮を誘発し、ニキビや吹き出物などトラブル肌の原因です。お風呂上りは特に肌が乾燥しやすいため、遅くとも15分~20分後には保湿ケアを心がけるように注意して下さい。

 化粧品の選び方が大切です

保湿ケアは「使用する化粧品の選び方」がとても大切です。とくに乾燥肌の方は外側からうるおい成分を補ってあげることで、刺激から肌を保護する効果が期待できます。

以下に代表的なうるおい成分を記載しましたので、化粧品選びの参考にしてみて下さい。

☆オススメのうるおい成分

  • ヒアルロン酸
    多くの化粧品に使われている保湿成分です。1gあたり6リットルもの水分を保持すると言われています。高分子なので浸透力が不安視されていましたが、最近は浸透力【2】を高めたヒアルロン酸も登場しています。
  •  
  • ヒト型セラミド
    肌のうるおいを保つ役割を果たす保湿成分です。セラミドにはいくつかの種類がありますが、ヒト型セラミドはわたしたちの体に自然と存在している成分と同じものを指します。
  •  
  • ラノリン
    羊の毛根から採取される自然派保湿成分です。皮膚の水分をしっかりと抱え込んで浸透し、ふっくらやんわりとした肌質にします。羊のように柔らかく滑らか素肌をお求めの方にオススメですよ。

 

まとめ

ニキビはオイリー肌特有の悩みと思われがちですが、実は乾燥肌でも考えられるトラブルです。「あと」になってしまっては大変なので、ニキビになる前にスキンケアを意識することが大切です。

上記の2点に注意して、乾燥肌に悩む日々から解放されましょう。

【1】本記事における「ニキビケア」及び「フェイスケア」は、全て洗顔によりニキビを防ぐ目的にとどまります。

【2】本記事における「浸透」とは、いずれも角質層までを意味します。

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