BEAUTY COLUMN
美肌への近道

パラペンについて考える。

2018年 11月 2日更新

観葉植物 乾燥肌

化粧品に含まれる安定化成分、俗に言う防腐剤について、よく問い合わせをいただきます。特にパラペンは、週刊誌などで過去に特集があり、未だにパラペンときくと、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

安定化成分について、最近どのようになっているのか、改めて考えてみたいともいます。

数種の安定化成分を使用することで、量も質も向上する。

化粧品の成分の項目をみると、「フェノキシエタノール、◯◯◯パラペン、▼▼▼パラペン」など、各種の安定化成分(防腐成分)がはいっていることがわかります。

最近の研究では、各種の安定化成分を使用することで、防腐効果を向上することができ、また、使用量も格段に少なくできることがわかっています。(資料1「市販化粧品中のフェノキシエタノールおよびパラペン類の分析方法に関する研究」」より,2003) メチルパラペンも、2003年の使用量にくらべると、2016年の使用量は減っています。(資料1)

各種の安定化成分を複合することで、安全性を高めるとともに、使用量を減らすことを可能にしています。このことは、皮膚や目に対する刺激、アレルギー反応に対し、より安全性を高める結果となっています。実際、現在の使用量で問題があったという報告は、されていません。(資料1)

 

まとめ

昨今の化粧品開発は、一昔に比べると格段に向上しています。多くの方が懸念している安定化成分(防腐成分)についても、使用量がうんと少なくなり、とても安全なものとなっています。これからも安心して、使っていきたいですね。

参考資料:
1 「メチルパラペンの成分効果と毒性」、化粧品オンライン、2016 https://cosmetic-ingredients.org/stabilizing/%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%88%90%E5%88%86%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%A8%E6%AF%92%E6%80%A7/

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